さて、今回は私たちの仕事に馴染みの深い、作業で使用する備品に関して情報発信できればと思います!
さて今回は、フレコンバッグと呼ばれる備品についてです!
フレコンバッグとは?
フレコンバッグとは、正式名称をフレキシブルコンテナバッグと呼びます。
(下図のような薄茶色の大きな袋です)

原料・製品などの輸送・保管又は建設現場では作業場から出る不要品の仕分・分別など様々なシーンで良く使用されています。
我々の職場では、「フレコン」、「トン袋(T袋)」と呼ぶことが多いですが、職種や業界によっては、「コンテナバッグ」、「トンバッグ」「トンパック」とも呼ばれています。
建設業界では、土砂を入れて使うため、大型土のうと呼ばれているそうです。
なぜフレコンバッグを使うのか?
フレコン袋は、「フレキシブルコンテナ」という名称の通り、使用しない場合は、折りたたんで保管することができます。
しかも軽量(約1㎏)、丈夫かつ柔軟でもあり、そのようなメリットから製造・物流現場で多く使われ、また折りたたんで保管することで、倉庫内や、製造現場内での保管も苦労しないとメリットもあります。
フレコンバッグは、1970年の半ば頃から流通が本格化したとされています。
我々が主要業務である化学製品の包装・充填業務では、それ以前は、紙袋(MAX20~30㎏/袋)への包装が主であり、機械化もそこまで進んでおらず、
ばら積み(手作業で荷物を積むこと)は、人の手で荷役や移動させる必要があり非常に労力がかかっていました。
※現在も製造現場においては、フレコンバッグや紙袋の両方があり、荷主様のお取引先のオーダーに合わせて、様々な形で充填しています。
自重の1000倍(1t)まで充填できるフレコンバックが登場するようになってから、一度に多くの量をまとめることができ、「パレットに載せる」「アタッチメントで直接」などフォークリフトによって機械荷役・運搬できるので、一気に業務改革をもたらしました。
さていかがだったでしょうか?
私自身も今回フレコンバッグについて書こうと決めて、フレコンバッグが実際には1940年代から使われていた(当時は超高級品)など、初めて知ることも多く非常に勉強になりました。
今回はここまでとさせていただきます!
また次回の配信でよろしくお願いします!