さて、今回は私たちの業務で取り扱うことのあるGHSと言われるラベルについて深掘りしていきたいと思います!
今回は3回目として、ラベルの分類と表示(後編)です!
ラベル:どくろ

国連GHS小委員会 GHS pictogramsより
<意味>
急性毒性であることを表します。
人体に触れる・入ると、急性的な健康障害で死に至る危険性があります。
<事故の予防>
使用する場合は飲食・喫煙を行わないこと。
取り扱い時に、眼、皮膚、衣類に付着しないようにすること。
取り扱い後はよく手を洗うこと。
取り扱い時には、保護手袋、保護衣、保護眼鏡・保護面を着用すること。
ラベル:健康有害性

国連GHS小委員会 GHS pictogramsより
<意味>
短期または長期において、飲む・触る・吸うなどして体内に入ると、健康障害を引き起こす危険性があります。
<事故の予防>
使用時に飲食や喫煙を行わないこと。
取り扱い時には、推奨の個人用保護具を着用すること。
取扱い後はよく手を洗うこと。
ラベル:感嘆符

国連GHS小委員会 GHS pictogramsより
<意味>
急性毒性や皮膚刺激性、皮膚感作性、眼刺激性、気道刺激性、麻酔作用など、健康有害性があるものを表します。
<事故の予防>
製品毎の危険有害性を個別によく確認しておくこと、。
製品毎にラベルに注意書きが書かれているので、注意書きの通り正しく扱うこと。
ラベル:腐食性

国連GHS小委員会 GHS pictogramsより
<意味>
接触した金属や皮膚などを損傷させる危険性があることを表します。
金属腐食性物質、皮膚腐食性、眼に対しての重篤な損傷性を意味します。
<事故の予防>
金属腐食性物質は他の容器に移し替えてはいけません。
粉じんやミストを吸入しないようにすること。
取り扱い時には、保護手袋、保護衣、保護眼鏡・保護面を着用すること。
取扱い後はよく手を洗うこと。
ラベル:環境

国連GHS小委員会 GHS pictogramsより
<意味>
水生生物およびその生態系に悪影響を及ぼす危険性を表します。
<事故の予防>
水生生物または生態系に悪影響があるので、自然環境に放出しないようにすること。
まとめ
さて、GHSラベルを3回に分けてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
GHSラベルの意味などを見てみると、怖いかもしれませんが、私たちの現代生活を送れるのも、様々な化学物質の恩恵によるものです。
今回はここまでとさせていただきます!また次回の配信でよろしくお願いします!