さて、今回は私たちの業務で取り扱うことのあるGHSと言われるラベルについて深掘りしていきたいと思います!
今回は2回目として、ラベルの分類と表示(前編)です!
それぞれ「事故の予防」として主な注意事項を記載してあります。記載した注意事項以外にも、ラベルに注意書きが記載されている場合がありますので、すべての化学品は注意書きに沿って正しく取り扱うようにしましょう。
ラベル:爆弾の爆発

国連GHS小委員会 GHS pictogramsより
<意味>
熱や火花にさらされると爆発することを表します。
主には爆発物・自己反応性化学品・有機過酸化物が該当します。
<対策>
熱・火花・高温等の着火源には近づけないこと。
周辺での喫煙も厳禁です。
自然発火性物質は空気に接触させてはいけません。
取り扱い時には、保護手袋、保護衣、保護眼鏡・保護面を着用すること。
ラベル:炎

国連GHS小委員会 GHS pictogramsより
<意味>
空気、熱や火花にさらされることで発火することを表します。
主には化学的に不安定なガスを含む可燃性・引火性ガスやエアゾール、引火性液体、可燃性固体、自己反応性化学品、自然発火性液体、自然発火性固体、自己発熱性化学品、水反応可燃性化学品、有機過酸化物が該当します。
<事故の予防>
熱・火花・高温等の着火源には近づけないこと。
周辺での喫煙も厳禁です。
自然発火性物質は空気に接触させてはいけません。
ラベル:円上の炎

国連GHS小委員会 GHS pictogramsより
<意味>
他の物質の燃焼を助長することを表します。
主には支燃性・酸化性ガス、酸化性液体、酸化性固体が該当します。
<事故の予防>
熱に近づけないこと。
衣類及び他の可燃物を近づけないこと。
取り扱い時には、保護手袋、保護衣、保護眼鏡・保護面を着用すること。
ラベル:ガスボンベ

国連GHS小委員会 GHS pictogramsより
<意味>
ガスが圧縮または液化されて充填されているすることを表します。
主には高圧ガスが該当し、熱によって膨張・爆発する恐れがあります。
<事故の予防>
換気の良い場所で保管すること。
取り扱い時には、耐熱手袋、保護衣、保護面・保護眼鏡を着用すること。
さていかがだったでしょうか?
今回はここまでとさせていただきます!また次回の配信でよろしくお願いします!